ありさの趣味のオルガン~鍵盤はシンセ以外の音作りも楽しいヾ(〃^∇^)ノ
鍵盤が多少出来ると色んな鍵盤系の楽器に触れることが出来ます。今回はありさの趣味のオルガンのお話を少し。
鍵盤系楽器でも異色のオルガン
少しマニアックだけど面白い
楽器知らない方にも読めるようにって思ってるんで、今回は先ず私のお気に入りの動画を最初に出します。
(浅井美紀 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 横浜みなとみらいホール公式)
こんなことやってたの?
浅井さんが好きならこの動画必ず見てると思いますが、いつもはオルガン奏者って、会場で遠くて小さいし、そもそも日本のホールの多くは備え付けのパイプオルガン操作場が後ろ向きなので何やってるか分かりませんよね。でもこの動画、横のストップの動きも分かるし、どこの鍵盤弾いてるかも分かるし、フットペダルまで見れます。
オルガンってこんなことやってたの?って思うかもしれません。オルガンの最大の魅力は音色を奏者が作れることだと私は思います。
趣味のオルガン
私はピアノをやっていたので同じ鍵盤系のオルガンにも興味があります。音作りは今は専らシンセでやっちゃいますが、オルガンも音を作れるのが魅力なんで好きなんです。
オルガンの魅力は音色作り
ピアノはその会場にあるものを普通は使いますが大体同じ音色ですよね。管弦楽器は自分の楽器を使いますが、一番気に入った音色のモデルを選んで使うのが普通だと思います。しかし、オルガンは会場に設置してあるモデルによって音色がまるで違います。現代シンセに近い感覚の楽器だと思います。シンセは持ち運び出来るし音を作って呼び出しもプリセット出来ますが、パイプオルガンはそこまで自由ではありません。
昭和後期の小学校には1人1台のオルガンがあった?!
少し年配の方だと小学校高学年の音楽の時間に1人1台の机兼用のオルガンある音楽室で授業を受けていらっしゃるかもしれません。今だと鈴木SO-30やヤマハSEK-300でオルガンというよりキーボードですが、当時はいわゆる足踏みオルガンです。現在の小学校では教師用(教室用)の鍵盤だけで生徒用には基本ありません。ピアノも基本アップライトのみが多くなりました。鍵盤ハーモニカ以降は鍵盤に触れずに卒業することが多くなっています。
初期エレクトーンの神業
初期のエレクトーンは音をプリセット(決めた音色の設定を保存しておく)事が出来ませんでした。もちろんエレクトーンは自在に好みの音色で演奏できるのが売りです。じゃどうやってたのかといと、鍵盤の上にずらーっと並んだ音色のレバーを弄る事で設定します。フルートのレバーは(例えば4段階中の)2、ストリングスのレバーは3とかいうよう独立した数十種類のレバーをそれぞれ動かして音色を決めます。
今のオルガンやシンセキーボードのように1ボタンで設定を呼び出すことは出来ません。同時代のPCは、当時としては滅茶苦茶安い、いわゆるパソコンであるPC-8001が1979年9月にやっと初出荷されたばかり。安いとはいえ当時で希望小売価格は16万8千円もします。
こんなんじゃ曲中に音の切り替えなんて無理かーって思うことなかれ。エレクトーンの演奏技術は、このレバー操作も含まれます。エレクトーンを使うイベントでは20個近いレバーを一瞬で切り替えるワザをプロは見せてくれました。プロというかヤマハの音楽教室の先生でもやってのけます。
エレクトーンに負けていたシンセ~昭和末期
黎明期のシンセはエレクトーンよりも大幅に制約が大きく、エレクトーンには勝てていませんでした。
TMN(TM NETWORK)のデビューは1984年(昭和59年)。大好きなBOØWYのデビューに至っては1981年(昭和56年)。私の生まれる前の昭和末期のシンセの世界。すごいなーって思いますよね。
小室哲哉さんのお話は誰でも知っていると思うので書きませんが、平成のシンセ時代に向けたこの時期のお話、私は好きですね。
時代はシンセ~平成
バンドの楽しさがテーマの私の好きなアニメけいおん!でキーボード担当のムギちゃんはコルグのTRITON Extremeを使っています。後継のM3が出るまでフラッグシップで当時のオプションボード音色を殆ど内蔵していて感動しました。私は原作(漫画の事)を読んでいないので詳しくは分からないのですが、けいおん!のメンバーの使う楽器はバンドマン憧れの高価な楽器ばかり。なのでムギちゃんがTRITON Extremeなのも驚かないといえば驚かないのですが・・
キーボード弾きしか分からないかもですが、琴吹紬ちゃんって付属品をいれたら20キロ弱はあるシンセを軽々担いでるんです。私だったら車じゃなきゃムリですねw この力持ちなムギちゃんに私は感動して好きになりました^^;
バンドアニメのキーボードについては色々語りたいですが別の機会に。TBS/京アニのけいおん!アニメ1期は2009年ですが、平成期は完全にシンセの時代です。
オルガンのストップ
左右に66個のストップと呼ばれるスイッチがあります。最初の動画途中で例えば2:10でストップが動いてるの分かりますかね?基本オルガンはそれぞれの音色を設定した鍵盤を弾くことで違う音色を奏でますけど、途中でこんな風に切り替えることも出来ます。
私はピアノ出なんでフットペダルも苦手な方です。エレクトーン系の出の方はフットペダル上手くていいですよね!
シンセより楽しいオルガン演奏
作編曲ツールじゃなくて、リアルタイム演奏という意味でのシンセ楽器って意味で、まーマニピュレーターさんにやってもらうんですけど、今のキーボード担当は何でも出来ちゃいますからね。少し複雑な事もプラグラム組んじゃえばいいですしね。
この自在なシンセと比較して、電子化されているとはいえオルガンの世界は制限が多くて、なんか私的に嵌るんですよね^^; なんかやり甲斐があるっていうかw けっこう好きですよ(≧▽≦)
ちょっとだけキーボード
キーボードなんで何台も使うの?
バンド演奏とかみんな見ますかね?キーボードのいるバンドで、キーボードさんって何台も鍵盤使うじゃないですか。あれ何で?って聞かれるんですけど、まーかっこいいからですね^^; いやホントw DAさんとか小室さんとかに感謝ですかねー^^;
音色切り替えのため
少し真面目に答えると、各段キーボードに欲しい音を設定してあるんですよ。オルガンの動画でも分かると思いますけど、各段の鍵盤、場合によっては同じ段の右半分とか、指定したキーから右側だけ音色が違ってたりするんですけど、いろんな音色を生演奏中に変えるために、その鍵盤に手を移して弾くんです。
その昔はケーブルを繋ぎ変えてた
シンセ創成期には、ライブ中にケーブルを繋ぎ変えててすごいなーって思っちゃいますよね!私YMOの当時からの大御所様たちのPV凄い好きなんです。シンセを輸入するのにシンセの絵の描いてあるレコード持っていったって言ってますよね。税関さんにコレが楽器だということを分かってもらうための苦肉の策だったそうです。YMO様のライブ動画は有料サイトにしかないみたいなので個人的に好きな体操PVを公式から(Yellow Magic Orchestra – 体操 (Official Music Video) ALFA MUSIC公式)
こんな小さいキーボードでライブ
逆に全部小さいキーボードでやっちゃうのも逆にかっこいいですよね。(fripSide / Red Liberation(Official MV/Full Size)*TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』OPテーマ / fripSide公式)
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