小学校6年生の担任の先生は去年と同じ！　シッターと小学校教師の苦悩

小学校6年生の担任の先生から在り方について聞き、教師としての苦悩をも伺いました。シッターと学校の担任に子供を任せます。

小学校6年生に進級

息子は新年度から小学校6年生

間もなく新学期が始まります。

息子は間もなく小学校6年生になります。

小6からは学校に行く

私に2つの感染症をうつしてしまった自責の念から、子供は1～3月は小学校を休んでいます。

小学校でもらってきたらしいのです。

香港型も、5類に落ちた感染症も、普通は大した症状はありませんが、
私のように心臓の基礎疾患があると話が違ってくるのです。
私は2つの感染症にかかって間もなく、心疾患が重症化して、3週間意識が無くなり、生死を彷徨いました。

息子は、これがトラウマとなって、小学校5年生の3学期をほぼ全て休みました。
私は何も言えませんでした。
私のせいだからです。
子供の言に私は黙って笑顔を返していました。
行きたくなったらまた行けばいいよって。

出席日数とか心配でしたが、小学校6年生には進級できました。

小学校6年生からは学校に行くと言ってくれました。
嬉しい。

担任の先生と話す

育児はシッターに任せている

育児の実務はシッターに殆ど任せています。

育児に自信のない私は人選に悩みました。
厳しい人がいいんだろうけど、厳しいだけじゃちょっとな。
人間性を高めてくれるようなシッターさんがいいな。

悩んだ末に邂逅したシッターさんは、とても人間性豊かな方でした。
少し個性的すぎるのではと、執事など側近には反対されましたが、
私は彼女の人間的な魅力に惹かれてお願いしました。

語学が苦手と謙遜していましたが、うちに来てもらってから勉強すればいいよと伝えて、受けてもらいました。
英語も頑張っているし、中国語も2024年2月のネット試験でHSK5級に合格しました。
大したもんです。

育児に自信の無い私は彼女にとてもいっぱい怒られます。
彼女に指摘されると「ああ、そっかー」って納得出来るので
その真摯な育児が私はとても好きです。

お陰で息子はとてもいいコに育っています。

公立の学校

家庭教育はシッターさんがやってくれていますが、
小学校での教育は先生を選んだりは出来ません。

私立に行かせればいいのにと思いましたが、
私は小学校～高校まで全て公立でした。

高校では学区トップと言われる学校を受験して選べますが、
小中は基本的に自分の学区の学校になります。
クラスも選べません。

でも私はそれでいいと思います。
学校教育はムダという富裕層の方は多いですが、
日本人で日本社会で生きていく上で、
日本での就学経験は貴重だと私は思っています。

後に、自分で選んだ社会に進んでも、
クラスメイトなどの人を選べない集団で過ごす時間というのは
それ自体が貴重な経験になると思うからです。

自分が関与していないとしても、周囲には嫌な人もいるし、いじめも日常です。
でもそれが人間社会というものです。
賛否両論はあるでしょうが、私はそう思っています。

担任は2年同じ先生

息子の小学校は2年ごとに担任が決まります。
1-2年生、3-4年生、5-6年生は同じ担任の先生です。
つまり今度小6になる息子の担任の先生は小5と同じ先生です。
とても若い方です。

私は学校などにけっこう寄付をしたのでPTAでは特別視されているみたいですが、
あんまりPTAの会合などには出席しません。
担任の先生との折衝も同じです。
普段はシッターや執事が当たります。

小5の3学期に息子が学校に行かなくなった事で、
息子のために自習用の課題をわざわざ作ってくれます。

家庭での教育はそれなりにやっているので、
要らないといえば要らないのですが、
断ったりとかはしません。

担任の先生と面会

シッター経由で、担任の先生が私に会いたいと言ってきました。
私はどうしようかなと思ったんですが受けることにしました。

私と会うには、身辺の調査を事前にするのが通例なので、その承諾を得ました。
日本法では、本人の許可なく、身辺調査をすることが禁止されているからです。
ほどなく渉外からOKが出ました。
若くして父親を亡くし、PTAでの査問歴があり、抑うつで精神科受診中とあります。

まだ東京で入院しているので、病室か近くに来てもらいます。
迎えとか手配したのですが断られました。
うちでは普通の対応なのですが、公務員の方の応対は難しいです。

面会～小学校での生徒の在り方

私は会うのは2回目です。
面会時間は無制限です。
ネイルやアクセは全部外して、病気ながら正装します。

私への見舞いの言葉の後、小学校での息子の在り方について、お話を頂きました。
私は、なんとなく勉強の進度とか、学校での態度の話くらいだと思っていたので、びっくりしました。
在り方とは？
私はそんな事を考えもしなかったので、話に聞き入りました。
33歳の若い先生なのです。

私はいい担任の先生にあたったんだなと思いました。

そして小学校での在り方について真剣に考えました。
後にシッターとも相談しました。

体のアザ

先生は手足の露出も少ない服装なので分かりませんが、
私は首と顔に少しアザがあるのに気づきました。

中高の先生が、生徒に暴行されて、体にアザを作るのはよく聞きますが、小学校で？
小学校も高学年(5-6年生)になると、あるんだそうです。
抑うつの原因と聞きました。
原因を取り除けないうつや抑うつは、薬などで緩和しるだけで、基本的に改善しません。

うちに来てもいいですよとだけ伝えました。
にっこりとだけされました。
強い方です。

小6の息子を応援したい

私は卒業式にはたぶんいない

私は病気であと余命10ヶ月と医師から言われています。
つまり息子の小学校の卒業式には私はこの世にいません。

心疾患の余命なんて急変の頻度などで大きく変わるとは思いますが、
余命1年と言われた2024年1月から、
記載更新のたびに1ヶ月ずつ減っています。
なので私は、あーあと10ヶ月しかないんだなと基本的に思って、生きています。

私の人生最後の1年は、息子が小学校6年生の期間なんです。
私は既に全部息子に譲ったので、自由の身ですが、
当たり前ですが親子関係までは譲れません。
私は死ぬまで、息子の親です。

担任の先生とまた会うかな？

私はこの担任の先生とまた会いたいと思いましたが、それは伝えませんでした。
私的に会うなら、息子が小学校を卒業してから、彼女が息子の担任から外れてからにすべきかなと思ったんです。
来年、私が生きていればですけどね。

教育の都合上、彼女から面会の要請があったらまた会おうと思います。
私は育児に全く自信はありませんが、いいシッターと学校の担任に恵まれたと思っています。

小6からの学校生活の再開

私のせいでトラウマになった学校生活に戻ると言ってくれた息子。
私は彼を応援したいと思います。

親らしいことは何も出来ない不甲斐ない私ですが、
親として出来ることは可能な限りやってあげたいと思っています。

私の生き甲斐

言ってもしょうがないのであまり言いませんが、
子供と接する時間は私の残りの人生の生き甲斐です。

彼の成長途中の大切な時を、私は精一杯応援したいと思っていますヾ(〃^∇^)ﾉ