退院～半年ぶりの自宅で大歓迎を受けましたヾ(〃^∇^)ﾉ

ありさは退院を果たして半年ぶりの自宅へ戻りました。盛大な歓待を受けました！

半年の病院生活に終止符

良くなったわけではないけど

良くなったわけではないけど、退院をしました。

年初の2回の危篤から2ヶ月半。
心疾患は特によくなったわけではありません。
普通ならずっと入院なんだと思います。
急変でいいのかな？前だったら視界が消えて意識消失する状態には今もなります。
今は心臓に埋め込んだ機器のお陰で、強制的に心臓の拍動を維持できているので、意識はなくなりません。
物凄い、なんていうか、変な気分ですけどね＾＾；

ずっと病院にいても変わらないような気がしたんです。
なのでお医者様や病院とかと話し合って、家で万全の体制を組むことで、退院を決めました。
お医者さんとか看護師さん来てくれるかなーって思ったんですけど、雇うことが出来ました。
私を診ていないときは、うちのみんなを診るようにしました。
うち多分みんな想像してるかもしれないんですけど、けっこう人数要るんですよね。
私の存命中はみんなにも保険使わないで診てもらって私とかが全部払うようにしました。
その方が報酬とか渡しやすいんですよね。
医療機器も普通は買えないような金額ですけど必要なものは揃えました。

家では私の残りの人生を過ごす万全の体制が整いました。
1週間前に退院予定日が決まりました。
慌ただしくなりました。

入院から半年

突然に私が急変になって病気が始まったのは2023年10月中旬。

2回の壮絶な危篤を経ます。
私は年を超えるのは難しいと言われましたが、2度の危篤を乗り切って、生きました。
急変で上肢が麻痺になってまだ直っていません。

余命は2月の時点で1年と言われ、
それから2ヶ月経った今、私の余命は10ヶ月と診断されています。

どうせ1年も生きられないなら家で過ごして死にたい。
そう思ったんです。

退院

ありさの退院は今日(2024/4/15)でした。

病院での見送り

主治医の先生まで見送りに出て下さいました。
みんな何も言いませんでした。
何か話すと余計なこと言っちゃいそうですもんね。

私は良くなったから退院したわけじゃないので、
おめでとうとはみんな言いません。

私はよくして下さったスタッフのみなさんに見送られて涙しました。
何度も何度もありがとうって言って、頭も下げました。

車に乗る時になって、たくさんの花束をもらいました。
私のかかっていた科からの花束は首から下げる紐がついていました。
頬に涙が伝います。
私が手を使えないことを一番分かって下さっている方々ですもんね。

涙を伝いながら私は車を出してもらいました。
首からかけた花束のお花が顔のすぐ近くにあります。
春咲きのアマリリスのいい匂いが鼻に届きます。
大阪と東京の病院で過ごした半年。
いろんな想い出が募ります。

移動は車

東京から横浜へは車にしました。
普段はヘリ使っちゃうので、東京まで車っていうのはあんまりないんですが、
景色も見たいし、なんか神奈川に来たーって気もするし＾＾；

自分で運転してた時によく通った高速。
今は少し景色が変わりました。

結婚して初めて済んだ横浜。
横浜にずっと住むことになるなんて、それまで思いもしませんでした。
関西人の私には驚くことばかりの東京、神奈川。
いろんなことあったなー。

子供はもうすぐ12歳。
大きくなりました。
私は既にほぼ全てを息子に譲りました。
小学生には酷だったかもしれないですけど、少しずつ受け入れてくれて、学校にもまた行くようになりました。

横浜中心部を過ぎてからも少し距離があります。
あーうちが近づいてきたなー。
なんか花束に埋もれながら、車窓を懐かしみました。

いつもの私の運転手さんの車に乗るのも半年ぶりです。
いっぱい話したいだろうに、気を遣ってほとんど無言でいてくれました。

盛大な歓迎

もうすぐ我が家

高速を降りると10分ほどで我が家なのですが、少し待って下さいと運転手。
「うん」
まーなんかみんなが、たくらんでいるのは想像がつくけど、何を待つんだろうね？
調理師さんがいれておいてくれたポットのコーヒーをついでもらいました。
テルモス持たせてはくれても、私手が効かないもんで自分だけではコーヒー飲めないんですよね＾＾；
ちょうどいいやー＾＾

「許可が出ました。出発します！」
「へ？」
許可？！
息子に全権限を譲ったけど、私がおうちに帰るのに息子の許可取るようになったとか？！
なんかいろいろ想像してみたけど分かんないんで、頭ぐるぐるします＾＾；

花火

どーん。

「へえええ？」

窓を覗き込むと、我が家の方で花火があがってるじゃないですかｗ

私ですらやったことがないのに、打ち上げ花火かよｗｗ
これは許可だわーｗ
っていうかよく許可下りたな＾＾；
敷地内にヘリの発着許可すら降りない我が家で花火とはびっくりした＾＾；

歓迎

いっつも地下の駐車場から入るんだけど、なんか降りて正門から入れという＾＾；
大体予想は出来たけど、
あ、いやｗ
ちょっと予想を超えてたかな＾＾；

ほぼおうちの使用人さん全員と仲のいい知り合いさんとかが出迎えてくれました。
海外から日本に来た人もいます。
予定キャンセルして私のために来てくれるなんてｗ
今まで呼んでも絶対来日しなかった友達までいます。

「ありささんお帰りなさーい！」
「ありささんおめでとー！」

なんかもちょいいい服着れば良かったかな＾＾；

みんなありがとうねー＞＜

歓迎とかはけっこう慣れてるつもりだったけど、
ちょっと想像を超える数百人が顔を合わせてのお出迎え。

また私泣いちゃったよｗ

帰宅

半年ぶりの我が家

2023年10月に発症してから半年。
余命は2ヶ月から、2回の危篤を経て、1年に延びました。

いろいろ生前に整理をしておこうと思って変えて、譲って。
身ぎれいというか身軽になって、残りの人生何するかも考えました。
既に何回もこのブログで書いているので、今は書きません。

半年ぶりの我が家。
使用人さんたちは持ち場に戻り、海外の友達とかとお話しします。
病院と違って家ではメイドがコーヒーとかを飲ませてくれます。
絶対日本に来ないって思ってたって言うと、あなたのパワーだねってケラケラ笑われちゃったｗ
ニュースとかにならないといいけどって聞いたら対策済みやった。
まーそうだよね。

自由になれると思って働いたら、ただ忙しくなるだけの人生だったよね。
みんなそう言ってるよね。
お互い分刻みで生きてる人生。
そんな友達が何人も私の退院を歓迎するためだけに来てくれて、
通信も遮断して私とのんびりしてくれるなんて少し嬉しいね。

息子が寝た

息子が退室しました。
今日は小学校を休んで歓迎大作戦をやってくれてありがとう＾＾

息子の英語だいぶうまくなってたねー。
いっぱい練習したんでしょうね＾＾

たまに弱音も言ってくるけど、私は言うんです。
私の子に生まれたばっかりに、しなくてもいい苦労することになっちゃって、いろいろごめんねって。
私は成り上がりなので、一人っ子ではあったけど普通の家庭で育ったけど、
息子は少しかわいそうだよね。

おやすみっていう息子に手をふろうとして
自分の手が効かないことを思い出しました。

上肢麻痺は少しよくなった

危篤で上肢麻痺になっちゃって、懸命のリハビリをやってもらてたけど、右手がグーパー出来るようになっただけで、握る(物を持つ)ことは未だ出来ません。
左手はまったく動きません。

楽器も登山もゲームを含めパソコン系の趣味は絶望的です。

まーそれでも右手は改善が期待されているので、何か持つことくらいは出来るようになるんじゃないかな。
そう言われています。
前にも書きましたけどスコップくらい持てるようになりたいんですよね。
そしたら園芸の趣味が出来るかもです。
園芸はまったくやったことがありませんが、今までやってきた趣味が(手を使う事ばかりで)ほぼ全滅なので、園芸を新しくやりたいなって思ってるんですよね。
左手は無理かもしれないけど、右手は頑張りたいですね。

とはいえ、普通は1年はかかるらしいんですよね。
私の今言われている余命は、あと10ヶ月なので、
手が回復するか、寿命が先に来るか、微妙なところなんですよね＞＜

まーしょうがないですけどね。

少しお酒を飲んだ

お祝いなんで少しビール飲みましたよ。
私のビールは有名なんで、みんなビールにつきあってくれましたｗ

日本のビールは今や世界的に有名ですからね。
日本はキンキンに冷えたビールが好まれる国なんで、私日本で良かったなーって思います＾＾
たぶんビールの冷え具合は、日本は世界2位だと思いますねー＾＾
(一番キンキンのビールが飲めるのはブラジルだと私は思っています)

半年ずっと基本禁酒だったんで、弱くなってますねー＾＾；
自由診療で寄付もけっこうしてたし飲んでもいいとは言われてたけど、
病院で飲んでなんかあったら、ちょっとなんですからねーｗ
飲まないでいました。

ビール最高です＾＾
これからも基本飲まないつもりですけど、
友達と遊ぶ時やパーティーとかの時くらいは飲みたいと思っています＾＾

久々の我が家を満喫

そんなわけで半年ぶりの我が家を満喫しています。

ブログはアドミンさんに打ってもらっています。
音声拾って原稿にしてるので、以前にも増して、グチャグチャな記事だと思いますけど、
これから残りの人生を自宅でずっと楽しみたいと思います！

あと10ヶ月生きられるのかー！
園芸以外なにやろうかしら＾＾

るんるんヾ(〃^∇^)ﾉ