車イスから離れて～前回よりも遅い歩行リハビリテーションの始まり

今回は下肢の回復がとても遅れてて、やっと車椅子から離れて自立歩行のリハビリテーションが始まったの！

残された時間がない

この章は愚痴っぽくなってしまいました。「下肢リハビリテーション」の大見出しまで飛ばして下さい。

遅いリハ

2024/8/20(火)～入院して3週間意識がなくってね。大変なことになってたのは別の機会に書こうかな。今書きたいのは、3週間意識が無い＝3週間自発的なリハビリを行わなかったってこと。単純に3週間動かなくても、生命維持が取れて集中治療室から出たら、普通はすぐに歩行のリハビリは始まるもんなんだけど、私の場合は少し普通じゃなくてね。前回(2024年1～6月)のリハと違って、今回(2024年9月～)のリハは、全体としては早いんだけど(日常生活動作の回復が早いって意味)、何か(日常生活動作以外の趣味や作業など)をするのは凄く遅いの。

焦る

普通はそれで十分なんだけど、私は残りの人生で趣味をしたいと、初回退院時(2024年4月)に強く思ったから、趣味に生きるには遅くてね。贅沢な悩みなのは分かってる。でも余命が診断書の通り1ヶ月(2024年11月)ならリハビリは不完全なまま途中で終わるでしょ？気ばかり焦ってね。

ムリはするよ

あまり事情を知らない人は「焦らないで」とか「無理しないで」とか言うけど、あと1ヶ月しか生きられないなら人生を楽しむことを諦めてない私は焦るし、この短期間なんだから無理しないと何も出来ない。気持ちは嬉しいけど、焦らないで」っていうのはムリだし、自力で何か出来るうちは可能な限り限界までの無理をして私は生きるよ。杓子定規かもしれないけど、ごめんね。「焦らないで」とか「無理しないで」とか言われると、もう全て諦めろよって言われてる風に聞こえてごめん。

ゼロやマイナスでなければもうすぐなんて言わないで

経営者や投資家なってからはもちろん、サラリーマン時代も10月に入って、今年もあと少しですねっていう人が大嫌いだったの。だってあと3ヶ月もあるのよ？12月に入ってもー終わりかーって言う人も嫌いやった。スケジューリング能力が無いの？受験勉強だって1ヶ月もあったらすっごいたくさん勉強出来るよ？まーいーや。今は自分の命だよ。私は死んだら消えてなくなると思ってる。だから来世のために祈ったりしない。私の法人には神棚は置かない。地鎮祭だけはどーしてもやれっていうからやってもらったけど、運命は自分で切り開くもんだと思ってる。僅かでも生きることが出来るなら、最後まで精一杯生きたいの。

人の余生は参考にならなかった

このブログの病気後の去年の記事(2023年10～12月)を読むと、自分が残された人生どうしようかって思って、末期がんの人の手記とかをたくさん読んだのが分かるけどさ。諦めて放心して神に祈ってすがる日々の人、今まで通りの日常生活を続ける人、仕事をやめて愛する家族との時間を歓談して楽しむ人、いろいろ読んだよ。でも、どれも参考にならなかったの。

園芸の計画運用が好き

私も子供との時間は大切にしたいよ。仕事も全部やめたよ。園芸趣味も宣言した。庭の草花はとってもきれいよ。でも残り少ない人生に追い立てられて貧相になった私の心が癒されるかというと少し違うかな。どっちかっていうと、私のために草花を考えて計算しつくしてやってくれてる園芸さんとかのそうゆう世界が好き・・かな？１回経営なんかやっちゃうと根がそーなっちゃうのかもね。私はつまらない人間だよ。でもそういうごちゃごちゃして、計算し尽して実行されてる庭園の草花管理好きよ＾＾；

ダリア

ダリア見てよ。別荘も含めたら何百本もあるのに、タグ付けられた１本１本が全て管理されて咲いて枯れてくの。天候とか色々な要因でどんどん毎日書き変わっていくの。オーケストラで楽器吹いててオケ全体として観客にどう見えてるか計算して演奏する舞台演劇とかと変わらないし、会社経営(やったことないけど国家経営も多分同じ)も同じだよね。末端は任せてるけど、末端までをも全部管理してるそういうのが楽しい。

現場を離れて

経営も投資も楽しかった。だんだん現場から離れていくの。最初は末端の営業で、終電に乗れない深夜まで仕事やって、家で夜中でも欧米からのチャット連絡はくるし、営業だったんで数字いってない時の毎週の営業会議は胃が痛くて、でも世界中色んなとこ出張するの楽しかったし、知らない言葉の知らない国の法律知らなくて知らなくて自分で作った契約書に真っ青になったことも今では楽しく思い出せるし、何より単純にお客さんと話すのが楽しかった。でも昇給したら直接担当がなくなって、失敗しまくる新人たちの数字の合計が自分の評価になって、上長にこれやってくれ頼むって言われた数字を部下たちに割り振って、当然のように愚痴いう新人と自販機の前で座り込んで話して、たまに飲み行ったりカラオケもして、そんなことしてたら告白されてイヤそうゆうつもりでやってるんじゃないんだよって言って、でもふられて数字減ったり辞められても困るんで変な工夫とか覚えてった。だんだんもてるっていうのは実はめんどくさいなって思うようになって、でも笑顔が売りの私はどうしたらいいのかなーって鏡見て悩んだ。経営者になって怒鳴るのも褒めるのも全部先の先まで読んで計算ずくで喜怒哀楽をするようになったのに、夫には言っちゃいけないこと言って離婚された。息子もずっとぐずぐずで母親として絶望の日々が続いた。経営者で現場から離れてみんなを引っ張っていくのは大変だけど楽しかった。それも離れて投資先としてしかかかわれないようになると、これまた経営の経験なんてほとんど役にたたなくなった。私は夫とも子供ともまともに幸せな家庭も作れなかったつまらない女だったなって思うようになった。

草花の莫大な情報

夢にまで見たお庭の大輪のダリア。肥料、日照、気温、種特製、病気、虫、様々な要因が１株ごとに記録され管理されて、そして見事な大輪を咲かせている。以前、私自力では発芽すらさせられなかったダリア。なんか私が見てきた人間社会と同じだなって思って見てる。見事な大輪。それは園芸なんかやったことのなかった私には想像もつかないような細かいノウハウが要った。サクナヒメのゲームでしか知らないけど、私は稲を育てるのに想像もつかないような作業の連続だったのも思い出す。発売当初、情報はほとんどなく、私は農林水産省のホームページを初めて見た。これがタダの情報なのか？って私は驚愕した。ダリアの管理表はこの倍くらいの細かさなの。

人を育てる仕事

人はそうはいかないと思うかもしれないけど、人も同じかなって思うかな。このブログではあんま詳しく書かないけど、人を育てる芸術系の仕事もけっこうやってきた。私のとこへやってくる人は何らかの選考とかを抜けてきた人たちでね。苦労もしたでしょ。ボイトレとかも大抵終わってるけど、まるで使い物にならない人ばっかり。サラリーマン時代の新卒新人よりも酷い。でもホントに初歩の初歩も知らないのよ。本人は売れたいから結構真剣だったりするのに、何も知らない。一から十まで教えるの。大体目を見ると分かるの。あーこの人伸びるかもなって人は大抵伸びるの。育てた人が期待に応えてくれるとやっぱ嬉しいかな。

自分と同じペルソナ

現代は志向も学習方法も多様化の時代。テレビとかの画一化されたメディア向けの同じシナリオライターが、閉じた世界向けの編制には全く趣向の違うシナリオを作るの。平成末期から恐らく数十年は、自分自身と同じペルソナのインフルエンサーの情報しか拾わない時代に変わったままよね。情報が正しいか合理的かなんて関係ない。一見効率良さそうに見えて恐らく数十年後には否定されているかなって思うの。下手な付け八重歯のノウハウとかより、義務教育＋高校大学の勉強を優先させた方が一番の近道だって分かるのは、きっと数十年後だと思うからさ。伸びる人の本質は昭和の時代からほとんど変わっていないから。

反抗期に自身で学べるの？

今息子を見ているとそう思うの。子供は病気の私には優しいけど、本質的に反抗期に入ったなって春に思ったよ。楽な方に流されて、自分の好きな情報だけ取り入れて、彼女もいるんだし好きな恋愛をする我がコ。典型的な現代っ子になっていたよ。小6の多感な厄介な時期に私は全てを引き継いでしまったの。私は親としてあのコに教育らしい教育実務をすることはもうほとんどない。あと１ヶ月？数ヶ月で私は死ぬんだしさ。後に投げやりな親だと言われてもいいよ。再現性のあるノウハウが流行りの現代。そんなのどうだっていいんだよ。再現性の無いこと、物事の本質を学んで欲しいかな。息子次第だよね。私は最後までダメな親だった。特に何も教えられなかった。息子は色んな人と接するから息子を教育する管理表は莫大なんだけど、私は最近あんまり見なくなったよ。私が直接教えないんだから見ても仕方ないじゃない？神様は嫌いなんだけどさ。息子だけはいいコに育ってねって少し祈りたくなる無責任な親の私。ごめんね。

庭のダリアを見て思う

私は今までの色んな事を思い出してお庭のダリアを見てる。あなたの美しい大輪。ただそういう球根だったから咲いてるんじゃないのね。いっぱい臨機応変に管理されて今がある。庭園を覆うカバー設備が出来たとはいえ、基本は露地栽培。記憶がある時はずっと見ていた管理表とモニターは、園芸初心者の私には競馬レースのような気さえしてくる。競馬も前はよく知らなかったけど、ゲームのウマ娘で少し分かるようになった。努力して努力して努力して本番、何が起こるか分からない。でも必死の努力をしなければレースにすら出れないし、レースで勝つ可能性があるのは人生(馬生？)を賭けた努力した者だけ。小手先のノウハウをちょこっとやっただけで人生の勝者には誰もなれない。ダリアも同じだし、人間だって同じ。私の人生もそうだった。

何があっても愛せる

故障した馬もそうだし、例えばダメな人間になった時、世間は見捨てるどころか、その国の法律をバックに誹謗中傷の限りを尽くして、その人は忘れ去られるのかな。それだって人間が恣意的に作り出したものだよね。息子がダメな人間になって、法で捌かれて犯罪者になっても、私は生涯息子を愛し続けると確信できる。世界中の全ての人に忘れ去られ嫌われ厭わられようと、私は生涯息子を愛する。もっと長生き出来ると思ってたんだけど、あと1～2ヶ月くらいしか見守れないんだけどさ。今の私は我が子が一番愛おしい。

支離滅裂

なんかどうでもいいこといっぱい脱線して話しちゃったから支離滅裂な記事になっちゃった。分けたり書き直そうかと思ったけど、それをやってもらうにしてもあまりに統一性がないから、そのままにしておくよ。ごめん。

下肢リハビリテーション

私は今動かなかったことで体全体がまだ動かない感じ。前は下肢はわりと早く戻ったんだけど、今回はそれも遅いかな。

左上肢も可能性はあるけど

上肢は、左が完全に動かなくて、右手はわりと動くようになったんだけど、これも遅くてね。ただ下肢とかは左右動いてたのね。だから脳の障害とはいっても、完全な片麻痺ってわけではないのね。私は左上肢も動くようになる可能性はあるの。ただいまのところは左手は全くだから、多分あと数ヶ月だとこのままかも。リハビリはゆっくりは出来ないの。私には時間切れがあって、もうすぐそれがやってくるの。

穴だらけ

今回はあちこちに穴開けたのね。だからわりと自慢だった肌に、胸の大きな手術跡と生命維持の下肢の付け根以外にも体のあちこちに傷があるのね。これがリハビリテーションのやる気が私が起きない原因かもなの。だけどずっと小学校を休んでる息子も、なんか私によくしてくれてね。なんか絶望に浸ってた私に少し希望をくれてるというか。いや、前から私にずっといいコでいてくれえてるんだけど、それって私がこんな死にかけてるからかなって思ってて。もー1ヶ月ちょいかもの私は、自分に希望が持てなくて。先日(2024/9/26)の動画見たでしょ？１つボタンとか押すのに数分。障害者補助がないとあれが今の私のせいいっぱいの現実なんでさ。元からお洒落は好きなんで春～夏(2024年)にはわりと新しい服とか楽しんでたけど、頼んでた秋服(2024年)あがってきたの着てもさ。でも傷だらけの自分の肌見るとなんかげんなりでさ。でもママきれいとか息子とか息子の彼女さんがまだ言ってくれるのね。お世辞だろうけど親バカだから嬉しくなっちゃってさ。他の人に言われても機械的にありがとーって癖で言うだけだけど息子に言われると嬉しいよね。私バカだからさ。そんなんで少しやる気になったのかなｗ

右手の反射的な動き

Ｕ字箸も使えるようになってきた右手も前みたいに反射神経的な動きの回復が今回(2024年9月)は結構遅いのね。握る系の動作がダメっていうかなかなか回復しないのは前と同じなんだけど、持続的な動きを考えない反射的に脳で思ったことがパッっと指が動くのは、リハの先生もびっくりしててね。これが出来ると、お絵描き(AdobeCC系)とかゲーム操作がかなり出来るのね。描いた絵は生前は基本非公開なんでごめんね。ゲーム操作はFF14だけ公開したから、動画ちょっと見た人はいるかな？2024年7～8月のFF14操作ぱっと見にはかなり出来てるように見えるでしょ？色々出来ない事も多くてそれはあまり書かないけど、足で場所指定して、右手の反射的な動きが出来ると、かなりスキルの多いFF14の操作もわりと出来たのね。自分でもこれなら死ぬまでゲーム(好きなTPS/FPSはムリだけどMMOは)けっこういけるかなーって思ったんだけど、甘かった。3回目の退院後(2024年9月)は反射的な動きは緩慢なの。遅いの。どれくらいかは先日のおうちに入る動画(2024/9/26)みたいな感じ。でも新しい障害が無い分全体としてはかなり良くてね。日常生活動作っていう意味なんだけど、右手は入院前(2024年8月)よりは出来てるの。前(2024年4～8月)が特殊過ぎただけで、リハの先生には感心されてるんだけどね。まー専従で雇ってる先生だからお世辞だとは思うけど、それでも病人ありさは嬉しいよね。好きなこと（ゲーム）のリハビリ効果の覿面さには、専門家もびっくりだったのよ＾＾　ゲーム万歳！

手すりで下肢訓練

下肢もまだまだで意識回復(2024/9/1)から3週間半経った今(2024/9/25)やっと自立歩行訓練になったの。今まで車椅子だったのが手すりとか杖とかをやっと出来るようになってね。私のうちは今まで下層階(今の私の生活空間)には手すりとかほぼ無くてね。でも息子ちゃんが私が戻って1階で生活するようにしてくれる改装の時にほぼ全て手すりつけてくれてね。手すりは右手でしか使えないんだけど、でもこれは正直ありがたくてね。右手が不完全なんで４つ足の杖は正直難しくて転んじゃうことが多いんで、この手すりは偉大だなーって思ってさ。感謝なの。

さわがしい笑顔

普通は生命維持装置つけただけの回復だと3週間程度だとそんなに退化しないんだけど、私は色々特殊なの。前(2024年2月)はかなり早く踏み台昇降が始まったんだけど、自立での踏み台昇降っていうのは今の私にはまだ難しくてね。支えてもらって時間でやってた感じなんだけど、それが自分の右手で支えての踏み台昇降になってね。バランスが大変そーとは言われるんだけど、私って病気前(～2023年10月)はスノボとか登攀趣味だったの知ってるかな？自分の足で動けるっていうのは、正直楽しくってね。楽しいとリハの先生や看護師さんとかにも伝わってね。ギャーギャー騒ぎながら最近やってるの。看護師にうるさいですとか言われてさｗ　私と一緒に引退した元秘書とか元執事とかほとんど今一緒につきあっていてくれてるんだけど、私はやっぱり笑顔っていうかうるさい方がいいって言ってくれてね。騒ぎながら足踏みやってるとこに息子が来るとやっぱ嬉しそうにしてくれてるしね。正直、つい数日前まで人生に絶望してた感じの私には、笑顔も明るい声もけっこう振り絞ってる感じなんだけど、まわりが喜んでもらえるとやった甲斐があるかなって。あざといって言われることが多い私だけど、前も言ったけど、私はあざといのは悪い事じゃないと思ってるの。笑顔でみんなが明るく楽しく出来るなら少し辛くても笑顔またしようかなって。調子悪い時は正直笑顔もきついの。これから体調がどうなっていくか分からないけど、辛くても笑顔を作れるだけの気力は欲しいかなって。でも病気は残酷だからね。体は正直っていうか。記憶が戻りたての頃(2024年9月上旬)はムリだったよね。別にみんなに、みんなっていうか息子に、好かれたいなんて思ってないよ。でもみんなが少し気持ちよくなるような雰囲気を作れたらって思ってる。笑顔が売りの私だけど、笑顔くらいはずっと出来ますように。痛いと難しくてね。

さわがしい笑顔

今まで私の居住階は5階で庭が正直遠かったんで、最初はそんなの(大規模な改装)しなくてもよかったのにとは言ってたけど、1階に私用に生活空間作ってくれて嬉しかったかな。一番嬉しいのはメイン居室(っていうかベットのある部屋だから寝室？)のすぐ横の庭に繋がったテラスに手すりで行けるようになってることかな。傾斜が全く無いようにテラスを上げてあって、傾斜がちょっとあるとまだきつい私には嬉しいの。テラスへ行けば好きなダリアも見れるしね！

ダリア畑まで降りれるようになりたい

テラスから庭へは少し傾斜があるんで、石の街路はまだ車椅子だけど、手すりはつけてもらってあるのね！傾斜っていっても奥まで行かなければすごい緩いんで、下肢リハビリもう少し励んで、ダリア畑のとことか芝のとこまで自力で行けるようになりたいな＾＾