摂食リハビリテーションの成果でありさの食事制限が撤廃されました

ありさは摂食リハビリテーションの成果で食事制限が撤廃され、好きなものを食べれるようになりました。
ありさは摂食リハビリテーションの成果で食事制限が撤廃され、好きなものを食べれるようになりました。

ありさは摂食リハビリテーションの成果で食事制限が撤廃され、好きなものを食べれるようになりました。調理師さんの作った料理を食べれるようになって感動しています。

目次

摂食リハビリテーション

ずっと自由に食べれませんでした

ありさは回復から食事のリハビリテーションをやっていました。

2~3週間まったく飲食をしなかった期間が2回。普通に食事が出来なくなっていたのです。

摂食リハビリテーションで咀嚼、嚥下などの摂食の訓練をずっとやっていました。病院のプログラムで、決められた食事を少しずつ、看護師さんなどによる厳重な見守りの中で行われていました。

好きなものは当然食べれませんでした。

徐々に緩和

食事リハビリテーションが進んで、徐々に自分の好きなものも食べれるようになってきました。

大好きなお肉が食べれるようになったのは嬉しかったですし、
大好きなコーヒーが飲めるようになったのにも感激しました。

食事制限撤廃

ついに自由に食事が出来るようになりました

そして昨日(2024年3月9日)ついに摂食リハビリテーションが終わりました。

看護師さんなどによる食事補助や厳重な見守りが無くなって、自由に食事を出来るようになったのです!

これを目標に食事リハ頑張ってきたので、とってもとっても嬉しいです(≧▽≦)

調理師さんの食事

今まで調理師さんに病院の近くに部屋を買って調理機材を置いてもらっていました。

大阪にいる間。
悪化前までは調理師さんの食べれていましたが、年末の悪化後~一昨日までの2ヶ月ちょっと、
私はせっかく近くに住んでもらっている調理師さんの食事をほとんど食べることが出来ませんでした。

でもいつか調理さんのお寿司を食べたい。
私の願望を聞いた調理師さんは、毎日お寿司の用意をしてくれていました。
この調理師さんはお寿司が専門です。
お寿司の用意だけで6時間かかります。
これを毎日やってくれていました。

東京に来てからも、病院の近くにまた新しく部屋を買って、同じことをやってくれていました。
私が意識がない間も、私が食事制限中で病院食の間も、ずっと作ってくれていました。
ごめんなさい。

そして念願の日が昨日(2024年3月9日)やっと来たのです。

調理師さんとの縁

当時、私には調理師さんなんていませんでした。
でも段々忙しくなってきて、最初は初めての使用人さんに食事も全部やってもらっていました。
今の執事1さんです。
経営をやってもらうために雇ったのに申し訳なかったです。
でも初期の頃は誰でもそんなものです。
簡単なものでしたが、時間の無い私にはとてもありがたかったです。

そのうちこの役は賄い1さんに変わりました。
使用人さんが増えてきて、使用人さんの食事を作る専門の方です。

そのうち私のお気に入りのお寿司屋さんが潰れてしまいます。
評判のお店で、私も大好きでした。
しかし世情のためにどうしょもなかったのです。
この方の実力なら誰か援助があるか、なんとかするだろうと思っていたのですが、ずっとそのままでした。
私は執事1さんや税理士さんの薦めで、この方を迎え入れることになりました。
私の初めての調理師さんです。
専門は私の大好きな寿司、修行中には和食店での経験もあります。

日本での実力のある調理人さんは大きく分けて2つに分かれると思います。
一般大衆さんを相手にお店を開いてミシュランなどの有名になりたい願望のある方。
これには旅館やホテルの調理師も含みます。
そして名声が要らず、ここかの専属調理師になる方。
この場合は、世間一般の名声獲得は捨てることになります。
有名願望のある方には酷な道だとも思います。

この方は銀座に店を構えていました。
つまり前者の方です。
私は珍しく言い出す時に躊躇しました。
この方の人生を奪ってしまっていいのか。
私は料理趣味ですが、プロの世界は趣味とは全く違った崇高な世界です。
お誘いしてから来て頂くまでに、この両者の葛藤に苦しみ、大変な交渉になりました。
でも来て頂くことが出来ました。

今はただの料理趣味な素人の私と料理について議論するのが楽しいと言って下さいます。
その後、洋食系の方も雇いますが、今でも調理師1さんはうちの筆頭さんです。

私は偉そうに食べて終わりではなく、
この方と食事について務めて活発な議論を行うようにしています。
私が趣味の料理をしていて、その方が嬉しいからです。
この方もそれが好きだと今では言って下さいます。

毎日お寿司の用意をしてくれていた

そんな方が、いつ食べれるかも分からない私のために
毎日毎日お寿司を用意していてくれました。

食べれると決まってからでいいからと言っていたのですが
食べれるようになったらすぐに食べて欲しいからと
ずっと毎日そうして下さいました。

食事リハの終了

一昨日(2024年3月8日)に食事リハビリテーションの終了が告げられました。

いよいよ調理師さんのお寿司が全部食べられるようになります!

正確に言うと一部のお寿司は食べていました。
でも摂食リハビリテーションに従った献立の一部を置き換えるだけの限定的なものでした。
難しい交渉をして下さったことにも感謝しています。

感動のお寿司

2ヶ月半ぶりのお寿司

昨日(2024年3月9日)に解禁最初の食事をします。
もちろんお寿司です。

寿司ネタの仕入れは少量だととても難しいのです。
最近の日本の高級すし店は、効率化のため3~5万円くらいの「お任せ」ばかりです。
追加のアラカルトも事前に指定することが通例です。
少量でも調理の手間は変わりません。

私は彼のお寿司を食べました。
私の大好きなウニ、そしてアジから。

私は感動して涙を流してしまいました。
食べながらずっと泣いていました。
最後の方は涙の味がして、なんだかよく分かりませんでした。
でも美味しかったです。

調理師さんの笑顔

調理さんは食べ終わるまでずっと真剣な眼差しで私を見ていました。
この方は元々あまり笑いません。

「美味しかった。ありがとう。」
とは言いましたが、いつも伝えていたような感想の言葉が出てきません。
「ごめん。泣いててよく分からなかった。」

調理師さんは
「ご満足頂けたなら幸いです。」
そう言って退室しようとして
「早く退院して下さい。ご子息様がありささんと一緒にお寿司を食べたがっておいでです。」
そう言って会釈すると帰っていきました。

ありがとうね。
私は幸せ者だ。

少し吐いた

お昼にはお肉にしてもらいました。
ステーキですね。

ステーキは温度管理の難しい料理です。
調理師さんのいる部屋から、私の病室までの移動時間の6分半が難易度を上げます。
しかも私専用のエレベーターではないので、エレベーターの待ち時間で数分ズレたりもします。
アルミホイルと保温バックを工夫してもらって、
私が入院なんかしてなかったら要らないことなのに
申し訳ないなーと思います。

それでも私は大好きなお肉を食べました。
いっぱい食べました!
でも少し後で吐いてしまって怒られてしまいました。
無理して食べないで下さいってw

私はお子ちゃまなので
そういうの無理なんですよね。
ごめんなさい。

筋力が落ちて体重も激減してしまったし、
運動もほぼ全く出来ないのでお腹があまりすかないし、
胃が小さくなってもいるんです。

それでも食事制限解禁は嬉しい

それでも食事制限の解禁は嬉しいです。

入院の話は禁句のようにされないので
まだ暫く入院しないといけません。

でもグルメ大好きな料理趣味の私。
1つ広がった自由を楽しみにしたいと思います。

今も次の食事が楽しみで待ち遠しいです^^

  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ありささんおはようございます!
    食事制限の解禁おめでとうございます!!専属の調理師さん(これで合っていますでしょうか?)も準備等で大変だったと思いますが嬉しかったのではないでしょうか。
    昼ご飯は少し無理をしてもどされてしまったそうなので焦って無理をなさらずに。
    そしてお子さんと一緒に食事を楽しむことが早く来ますようにヾ(゜ー゜ゞ)( 尸ー゜)尸

    • ホシカゲさんありがとうございます

      2ヶ月ずっと用意しててくれたのに食べれなかったのでお互い感無量でした!

      調子に乗って昨日は食べすぎちゃいましたね^^;
      胃が小さくなっていることを忘れていました。
      おうちかえって好きなものいっぱい食べたいですヾ(〃^∇^)ノ

      いつも早速に感謝しています!
      本当にありがとうございますヾ(〃^∇^)ノ

コメントする

目次